青年部役員会報告☆
1月31日、令和7年最初の青年部役員会を行いました。次の青年部大会は8月31日とまだ少し先ですが、7人が集っての賑やかな会議になりました。
昨年8月4日の青年部大会&交流会の後、9月から毎月役員会をもち、いよいよ今年となった第58回大会の企画を出し合ってきました。
みんなの「詩吟が好き」という気持ちを前面に押し出す、活気ある会にしようということで、構成吟は自身の一番の「推し」の吟題を絶句に限らず持ち寄って、「白鷺雑吟」の仮題で仕立てていこうと話しております。
それを受け、大会テーマは「真夏の推しのハーモニー」。まだまだ「なんのこっちゃ⁉」というところですが、和気藹々と大会テーマを相談している中で、1人の呟きを拾って「それ!」と会議が盛り上がるようなノリをそのままテーマに掲げて、「なるほど、まさに『真夏の推しのハーモニー』やね!」と思っていただけるような中身をつくっていければと思います。
今回の役員会では、構成吟の内容を重点的に話しましたが、「自分で舞をしながら吟じたらいいんちゃう⁉」みたいな無茶振りが、「歌手は踊りながら歌ってるんやもんな」と、案外一考に値するものとして取り上げられる一幕など、長きにわたる関係性の上に生じた偶然的なやりとりから新たな発想が胚胎する場面に立ち会ったような感動を覚えました。
それぞれの「推し」エピソードなど、今回聴けたのはごく一端ですが、それでもおもしろく、白鷺青年部員の個性が光構成吟になること請け合いです。
青年部内での引継ぎや新たな役員メンバーの検討など、第58回大会の先も視野に入れた話もしていきました。
人の集まったこの機にということで、そろそろ第60回大会も見据えて、やりたいことなども聞くことができました。
大会を計画するとき、連綿となされてきたことに拠ってできる部分も大きいですが、何もないところから構成吟を形にしたり、毎年少しずつ条件の異なるなかで運営の細々した役割や予算を決めたり、本当にできるのかなと不安になる瞬間もあります。
それでも、この仲間がいるから大丈夫と思えること、毎月、足を運べると否とによらず心を寄せてもらえることに感謝しています。
青年部長 藤山 澄玄